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DXコンサルタントを目指す人のためのサイト En×Con » DXが求められる業界・実現領域 » 建設業界のDX

建設業界のDX

アジアクエスト
株式会社
デジタル
イノベーション部
部長 
菊池 啓介 氏

イメージ

2019年にアジアクエストへ新卒入社。お客様の要望や課題を整理し、解決策を提案する受託案件のPM として従事。
最新の技術に触れつつ、プログラミング言語やその周辺技術を体系的に理解しながら、PMとしての課題解決力を高め、現在ではデジタルイノベーション部の部長職に就任。
後述の大手建設会社のプロジェクトにも新卒時代から関わり続けている。

目次

建設業界で求められるDXとは?

菊池 啓介氏

建設業界のDXは、業務効率化や生産性向上、安全性確保を目的に、IoTやBIM、デジタルツイン、ロボティクスなどを活用します。
これにより、現場進捗の可視化、設計・施工の最適化、エネルギー管理の省力化が可能に。
さらに、VRでの安全教育やデータ分析による課題解決が進み、持続可能で効率的な建設プロセスの実現を目指せます。

どんな課題を解決できるのか?

生産性の低さ

菊池 啓介氏

建設現場のDXにより、紙や手作業の管理をデジタル化し、リアルタイムで進捗を共有することで、業務の無駄を削減し、コストを最適化できます。

人手不足

菊池 啓介氏

ロボットやAIを導入し、作業負担を軽減する一方、熟練技術者のノウハウをデジタル化して若手に伝える仕組みを構築し、人材不足に対応できます。

安全性の向上

菊池 啓介氏

IoTセンサーで作業員の位置や体調をリアルタイムで管理し、VRトレーニングによって危険予測や回避能力を向上させ、事故を未然に防ぎます

コスト管理の難しさ

菊池 啓介氏

BIMやデジタルツインを活用し、設計から施工までの全工程を可視化することで、不具合を減らし、効率的なプロジェクト運営を可能にします。

環境への配慮

菊池 啓介氏

エネルギー使用の監視や廃材リサイクルを進め、省エネ建築や循環型プロジェクトで環境負荷を軽減し、持続可能性を高めることができます。

大手建設会社のDX事例
リアルタイム現場管理システム

事例キャプチャ

大手建設会社とアジアクエストが開発した革新的なリアルタイム現場管理システム。このシステムは、建設業界のデジタル変革を推進し、現場の効率化と生産性向上に大きく貢献しています。

システムの特長は、建設現場の状況を仮想空間上でリアルタイムに再現する「デジタルツイン」技術。例えば、現場に設置されたカメラやIoTセンサーから取得した情報を統合し、3次元の可視化プラットフォームでリアルタイムに状況を確認することが可能です。

これにより、現場に直接足を運ぶことなく、ブラウザ上で必要な情報を把握し、効率的にプロジェクトを管理できます。さらに、「誰が今どこにいるのか」や「道具の位置」など、従来時間がかかっていた確認作業も瞬時に検索可能な機能を備えています。

また、BIM(建物情報モデリング)との連携により、建物内のIoTデータを一元管理でき、竣工後の建物運用や既存建物の管理など、建設現場以外の用途にも活用の幅が広がっています。

DXコンサル担当者に聞く
リアルタイム現場管理システム開発秘話

最初のオーダーは「カッコよく、誰もが使いたくなるように」

菊池 啓介氏

プロジェクトが始まったときに、お客様からオーダーをいただいたのは「カッコよいものにしてくれ!」でした。具体的なオーダーは、某サバイバルホラーゲームのイメージ。

DX領域の仕事で「カッコいい」が優先?と思った方もいらっしゃると思いますが、それは現場第一主義の表れでした。

お客様は、ただ最新技術を入れれば業務効率化が進むと思っておらず、「現場が便利になることは当然として、カッコよくないといけない。」という思いを持っていました。

仮想空間上に建設現場の状況をリアルタイムで再現されるということは、現場の作業員さんにとっては、自分の作業成果が可視化されていくこと。

その可視化されたものがかっこよく感じられれば、1人ひとりが仕事にプライドを持って働いていける。「カッコよさ」は、作業の効率化と同じくらい生産性に寄与するものと捉えられていました。

実現できたのは、
「アジャイル開発」と「コミュニケーション量」

菊池 啓介氏

サバイバルホラーゲーム風。カッコよく。言葉にすると簡単かもしれませんが、常識的なUIの表現方法では、難しいお題でした。アジャイル開発でできたものを持っていっても、「業務で使う上で何かしっくりこない。」と感じられることもありました。

お客様と同じ目線で、システムを作るには、何度も何度も壁打ちをすることが必要でした。

目に留まった情報があれば、担当者さんに「これ使えるんじゃないですか?」と連絡をして、担当者さんが「これいいね!」と言ったら、アジアクエスト内でどうやったらこれを実現できるか?を話して、少しずつ少しずつ形が出来上がっていきました。

菊池氏の考える
DXコンサルタントの役割

一プロジェクトの下請けではなく、その企業の課題解決を一緒に進める意識

菊池 啓介氏

お客様はプロジェクトを進めるワンチームとして、アジアクエストを、私を見てくださっているのを感じました。

私たちの役割はベンダー。いわば下請けであり、これをやってくれ。というタスクをこなす。という働き方になることもあり得ます。

しかし、お客様はプロジェクトを進めるチームとして、オーナーシップを持って進めることを求めてくださり、提案を快く受け入れてくださいました。

だからこそ、勉強をしないと…!というよりも、日常で得られる情報すべてに対して、「これは、あのプロジェクトにつながるかも!」と思って、担当者さんと連絡を取っていました。

点と点が線でつなげ、顧客課題を解決する

菊池 啓介氏

リアルタイム現場管理システムのプロジェクトは、IoT、AI、3D技術など、多岐にわたる技術分野が関わるプロジェクトで、この技術分野のことは○○さんに聞いてみよう。この分野は△△さんに聞いてみよう。と社内でたくさん話を聞きながら技術を理解し、提案をする。ということをしていましたが、大事なのは1つひとつの技術分野を理解し、結び、顧客課題の解決につなげることでした。

デジタルツインという領域を1つとっても、3DとかIoTとかいろんなものが組み合わさった結果、課題の解決につながる。

技術を理解するだけでは、DXは成らない。いかに課題解決を軸において、知識を習得し、活用していくか。という点もこのプロジェクトで勉強させてもらいました。

どんな業界か?どんな課題があるか?をインプットしていく

菊池 啓介氏

プロジェクトを進めるにあたり、建設業界について理解をしない事には、相手の求めるものは作れません。

建設業界・不動産業界の業界知識のインプットを通じ、だからこそこの課題が生まれている。

この課題を解決するとどんないいことがあるか?を理解していく中で、それならこんな技術を使えばよいのでは?これができればお客様は喜んでくれるのでは?とアイディアも膨らむようになりました。

これは今回のプロジェクトだけに関わらず、他の業界でも通じる部分で、DXコンサルタントとして自分自身も一皮むけた瞬間だったと思っています。

DXコンサルタントとして重要なことは、
自らのスキルを磨き、課題解決を行うこと

菊池啓介氏

技術があって、課題がある。のではなく、課題があって、それを解決するツールとして技術がある。課題を解決するために、必要な知識が自分の中になければ、周りに聞く。そして自身のスキルを磨いていく。

これしか提案できないコンサルタント、これしか実装できないエンジニアではなく、お客様の課題を解決していくITプロフェッショナルとして行動できるかどうかが「DXコンサルタント」としての必要な素養だと思っています。

菊池氏が所属する
DX支援企業「アジアクエスト株式会社」

アジアクエスト公式HPキャプチャ

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先進的なデジタル技術活用と
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若手の成長を
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若手社員が積極的にリーダーシップを発揮し、ビジネス課題の解決や新しい技術導入に取り組む場を多く用意し、年齢に関係なく、業務を通じて実践的なスキルを磨きながら、DX推進の核心に触れる貴重な経験を積むことができ、自身のキャリアを加速させることができます。

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