アジアクエスト
株式会社
デジタル
イノベーション部
朝田 英之 氏

2018年にアジアクエストへ入社。前職ではSES専門の会社で10年以上にわたりプログラマーとして従事し、物流業界を中心に豊富な経験を積んでいる。
「システムを使って顧客が何を成し遂げたいのかを考えること」をモットーとし、技術的な実現性だけでなく、顧客が求めるゴールに合わせたソリューションを提供することを信念としています。
アジアクエスト
株式会社
デジタル
イノベーション部
島崎 楓乃 氏

新卒でアジアクエストに入社後、プロジェクトマネージャーとして活躍。IoTデバイスから施工管理システムまで多岐にわたるプロジェクトを手掛ける。顧客満足を重視し、人を巻き込む力や課題解決能力を発揮。顧客視点を大切にする姿勢が特徴的。
朝田氏
IoT技術を活用したDXとは、単なるデジタル化ではなく、データとテクノロジーを活用して「業務のあり方」や「顧客体験」を抜本的に変革するプロセスです。
IoTは、センサーやデバイスを通じて現場や設備、作業員などの状況をリアルタイムで可視化する技術です。この技術をDXに応用することで、現場で得られる膨大なデータを活用し、これまでにない効率化や新しいビジネスモデルの構築が可能になります。
島崎氏
IoTを活用したDXは、モノにセンサーや通信機能をつけてデータをリアルタイムで集めることで、業務やサービスを最適化することです。
私が担当したプロジェクトでは、IoTデバイスで現場の状況を「見える化」し、効率化や課題解決に繋げました。データを元に改善を進めていくのがDXの魅力だと思います。
朝田氏
IoTの本質っていうのは、結局「状況の可視化」なんです。
現場で起きていることをセンサーを通じてデータ化して、それをクラウドに上げて、Web上で見える形にする。これが基本中の基本です。
例えば、温度センサーだったり、GPSだったり、バイタルデータを取るセンサーを使って、今この瞬間に現場で何が起きているかっていうのを数字やビジュアルで見える化する。
いわゆる「デジタルツイン」って言われるものです。
島崎氏
現場でどの作業が進んでいて、どこでボトルネックが発生しているのか分からない場合、対応方法を考えるのに時間がかかりますよね。
IoTデバイスを活用すると、センサーを通じてリアルタイムでデータを収集できるので、「今どこに課題があるのか」「次にどんな手を打つべきか」がすぐに見えてきます。
IoTがあればデータ不足による迷いや不安を解消できて、意思決定がスムーズになるんです。これが、DXの大きなメリットの一つだと思います!
朝田氏
大事なのは「データを見せて何が嬉しいか?」ってこと。
単に表示するだけじゃなくて、そのデータをどう活用するか、何に使うかが重要なんですよね。
例えば、グラフがいいのか、ヒートマップで色分けするのがいいのか、オンオフだけで十分なのか。
使う人のシチュエーションに合わせて見せ方を考えるのがIoTの本当の面白いところだと思いますね。
要は、現場の「見える化」から始まって、それをどう価値に変えるか。そこがIoTの本質だと僕は思います。
島崎氏
人手に頼りすぎた運用って、どうしても効率が悪くなっちゃうんですけど、IoTを使うとセンサーがデータを集めてくれるので、無駄を見つけて自動化できるんです。
私が担当したプロジェクトでも、そういうデータを活用して作業を効率化して、人の負担を減らすことができました。

大手建設会社とアジアクエストが開発した革新的なリアルタイム現場管理システム。このシステムは、建設業界のデジタル変革を推進し、現場の効率化と生産性向上に大きく貢献しています。
システムの特長は、建設現場の状況を仮想空間上でリアルタイムに再現する「デジタルツイン」技術。例えば、現場に設置されたカメラやIoTセンサーから取得した情報を統合し、3次元の可視化プラットフォームでリアルタイムに状況を確認することが可能です。
これにより、現場に直接足を運ぶことなく、ブラウザ上で必要な情報を把握し、効率的にプロジェクトを管理できます。さらに、「誰が今どこにいるのか」や「道具の位置」など、従来時間がかかっていた確認作業も瞬時に検索可能な機能を備えています。
また、BIM(建物情報モデリング)との連携により、建物内のIoTデータを一元管理でき、竣工後の建物運用や既存建物の管理など、建設現場以外の用途にも活用の幅が広がっています。
朝田氏
僕が関わったのは、現場管理システムの設計ですね。
簡単に言うと、センサーとかを使って現場の状況をリアルタイムで可視化するシステムなんですよ。
例えば、作業員の人にバイタルウォッチをつけてもらって体調データを取ったり、重機にはGPSをつけたり、資材にはビーコンを置いたりして、「今この人がどこにいるのか」とか「この重機がどこを動いているのか」みたいなのを地図上で見えるようにしたんです。
これによって、現場で起きていることを一目で把握できるようになるわけです。
島崎氏
私はPMとして、全体の進行管理を担当しました。デザイナーさん、エンジニアさんなどのチームの取りまとめを行っていました。
プロジェクトを進める上で意識したのは、人を巻き込むこと。困っている人がいたら自分が動いてサポートすることで、チーム全体が気持ちよく働ける環境を作れるんです。
最初は先輩に頼ることも多かったですが、今では「これをやらないと進まない」と思ったら、自分から率先して動くようにしています。
お客様の満足を第一に考え、会議中の些細な情報も拾い上げて提案に活かすことを心がけています。
朝田氏
現場では「そこまで3Dにこだわらなくていいよ」って話になって、Googleマップの上に情報を載せて表示するっていう形で進めました。
例えば、トラックがどこを走ってるかとか、現場の天候がどうなってるかとか、そういう情報がマップ上で確認できるようにしたんです。
島崎氏
お客様からのシステムに関する要望、質問の問い合わせ対応も私が行っています。
問い合わせ対応は、単に答えるだけじゃなくて次の提案につなげるチャンスだと思っています。お客様の言葉にならない要望を拾い上げたり、問題が起きないよう先回りすることを意識しています。
迅速かつ分かりやすい対応を心がけることで、信頼を築きながらプロジェクトをスムーズに進めるようにしています。
朝田氏
DXコンサルタントっていうのは、ただ技術を導入する人じゃなくて、お客さんが「何をやりたいのか」「どんな問題を抱えているのか」をちゃんと見極めるのが一番大事なんです。
技術ありきで進めちゃうと、結局お客さんの課題を解決できなかったりするんですよね。だから、まずはお客さんの本音をしっかり聞いて、それを形にすることが求められます。
島崎氏
DXコンサルタントは、まずお客様の現状や課題を丁寧に聞き取ることが大事です。お客様が気づいていない潜在的な問題を引き出し、それを整理して提案につなげる役割があります。
朝田氏
技術だけわかっててもダメだし、ビジネスのことだけ考えててもダメなんですよね。DXコンサルタントって、その両方をうまくつないで、ビジネスの課題を技術でどう解決するかを考える役割なんです。
僕も、このプロジェクトで、お客さんが現場で何を求めてるかを理解した上で、データをどうやって使えば役に立つのかを設計しました。
島崎氏
お客様視点を大切にし、満足度を高めるために細やかな提案や対応を行うのもDXコンサルタントの役割だと思っています。「些細な情報を見逃さず、提案に活かすことが重要」と考えています。
朝田氏
ただシステムを作って終わりじゃなくて、「このシステムを使って何が嬉しいの?」っていうところを考えるのが大事なんですよね。
UXとかUIの設計もそうだけど、現場で働いている人が「これ便利だな」って思えるシステムじゃないと意味がない。
結局、使いやすさとか価値の提供が最終的なゴールになるんです。
島崎氏
DXは単なるIT導入に留まらず、業務や組織の変革を伴います。DXコンサルタントは、お客様が安心して変化に取り組めるよう伴走し、成功に導くリーダーシップが求められます。
朝田氏
システム納品したら終わり、じゃなくて「これをどう使っていくか」までお客さんと一緒に考えて作り上げるのが大事だと思うんです。
最近は、最初の挨拶の時点で「納品がゴールじゃないんで、一緒に良いものを作り上げていきましょう」って伝えるようにしてます。
DXって一度で完成するもんじゃないし、継続的に改善していく姿勢が必要なんですよね。
DXコンサルタントとして重要なことは、
「架け橋」であること

DXコンサルタントは「技術だけ」「ビジネスだけ」じゃなくて、両方をうまくつなぎながら、お客さんと一緒にゴールを目指していく仕事です。
課題解決のパートナーとして、
一緒にゴールを目指すこと

DXコンサルタントは、お客様の課題を引き出し、解決に向けて一緒に進むパートナーです。ただシステムを入れるだけじゃなく、業務の進め方や組織の変革を支える役割が求められます。お客様を満足させることが最終的なゴールだと思います。
先進的なデジタル技術活用と
総合的なDX支援体制
アジアクエストは、IoT、AI、クラウド、ローカル5Gといったデジタル技術を幅広く活用し、顧客のDX推進を支援しています。
総合的なITサービスを提供するために、幅広い専門知識を持つ人材が社内に在籍しており、顧客の要望、課題に合わせ、テクノロジーを選定し、プロジェクトチームを組んでいます。
1つの技術領域を深掘りしつつ、他技術領域の知見を得ることができ、DX人材としての素地を鍛えることができます。
若手の成長を
促進する活躍機会
アジアクエストは、平均年齢31歳という若い組織で、社員一人ひとりが早期から責任あるポジションで活躍できる環境があります。
若手社員が積極的にリーダーシップを発揮し、ビジネス課題の解決や新しい技術導入に取り組む場を多く用意し、年齢に関係なく、業務を通じて実践的なスキルを磨きながら、DX推進の核心に触れる貴重な経験を積むことができ、自身のキャリアを加速させることができます。
運営会社
編集チーム
アジアクエストは、先進的なデジタル技術を幅広く活用できる多様な分野の専門家が在籍し、顧客の課題解決に直結するDX支援を行っています。
平均年齢の若い組織で、若手が早期に活躍できる場を提供し、社員同士が助け合う文化と多様性を尊重する環境で、一技術分野に留まらないDX支援者を目指してみませんか?